賃貸向け火災保険は自分で選べるって知ってました？

賃貸に住む時には加入が必須

賃貸アパートやマンションに入居をする場合、万が一火災などが起こった時に備えて火災保険に加入しなければなりません。
一般的にどの賃貸物件であっても加入は必要なので、ある程度の出費は覚悟しなければなりません。

しかし加入しておくと、自分の過失によって室内を破損してしまった時に、損害分の賠償する必要がありません。
もしもの時を考えると、火災保険はとてもありがたい存在と言えます。

現在ではいろんな保険会社から商品が販売されており、保証の内容や保険料が違います。
きちんと選んでから加入をしないと、無駄にお金を払うことになってしまうので注意が必要です。

保険の内容を正しく知ることが大事

火災保険に加入する前に、賃貸物件向けの火災保険に関する内容を正しく理解することが大事です。
火災保険では建物と家財の両方に関して保険をかけることができます。
「自分の持ち物を補償する」「大家さんに対する補償である借家人賠償責任保険」「日常生活でトラブルを引き起こした際の補償である個人賠償責任保険」という3つの補償に関して、全て含む火災保険に加入をしなければなりません。

賃貸物件に入居する前に、通常であれば不動産会社が保険会社を指定します。
入居者は自分で保険会社を決められないと思われがちですが、物件によっては自分で決めることが可能です。

保険の内容を正しく理解して節約

誰でも火災保険に加入する場合には、保険料をできるだけ抑えたいと思うものです。
保険料を低く抑えるためには、まず家財の価値がどの程度なのかじっくりと検討することが大切です。

家財の保険金額が異なると、年間の保険料も変わります。
家財の保険金額が100万円未満なのに300万のプランを選択すると、無駄に保険料を払うことになってしまいます。

万が一火災などが起こってしまった時のことを考え、保険金額の設定は慎重に行うようにしましょう。
ただ今後新たに家具などを購入する予定がある場合には、今後購入するアイテムに関しても考慮に入れる必要があります。

保険はいつでも解約することが可能

保険の内容をよく調べもせずに、適当に選んで加入して後悔をしているという方はいませんか。
実は火災保険について、いつでも解約することは可能なのです。

補償内容が同じでもっと保険料が安い火災保険が見つかった場合には、躊躇することなく新しい保険に加入し直しましょう。
もしこれまで加入していた火災保険を解約する場合には、解約時に前払いしていた保険料は戻ってきます。

最近では保険代理店で手続きをする必要がなく、ネット上で加入できる火災保険も登場しています。
人件費がかからない分安くなっていることが多いので、火災保険を安く抑えたい方は、ネットで加入できる保険をチェックしてみるといいでしょう。