高いガス代を節約しよう
平均的なガス代はどのくらい?
2022年のガス代の平均を見ると、1人暮らしなら3,331円、4人暮らしなら5,427円、6人以上で6,156円でした。
1人暮らしと6人以上ではかなりの差がありますが、3人暮らし、4人暮らし、5人暮らしのガス代にはほとんど差がありません。
季節別のガス代は、世帯の人数が2人以上の場合は7月から9月が最も安く3,704円で、1月から3月までが最も高く6,975円でした。
冬はお湯を使うことが多くなり、給油温度の設定も高くなりますので、ガス代が増えてしまいます。
床暖房やファンヒーターの使用もガス代に影響しています。
地域別のガス代の料金は、2人以上の世帯で最も多いのが関東地方の5,918円、最も安いのが四国地方の3,751円でした。
九州や北陸地方も、比較的ガス料金が安くなっています。
ガスの節約方法
お湯を沸かす際にはガスコンロではなく、電気ケトルを使用するとガス代を節約できます。
電気ケトルは、沸騰すると自動的に保温に切り替わるので無駄を無くすことができます。
食器を洗う時には、高温のお湯を使用しないで温度設定を低めにして使用しましょう。
設定温度を2度下げるだけでも節約効果があります。
また食洗器でまとめて洗うという方法も、手洗いよりもガス代が安くなるのでおすすめです。
煮込み料理を作る場合は、使う具材を予め電子レンジで下茹でしておきましょう。
また、料理はその都度つくるのではなく、作り置きしておくほうがガス代を節約できます。
小分けにして冷凍保存しておくと、使う時にも便利です。
ガスコンロのバーナー部分にほこりが溜まっていると熱効率が下がってしまうので、こまめに掃除することも大切です。
火を消してから、竹串に湿ったキッチンペーパーを巻いてバーナーのほこりを取ってください。
お風呂の使い方でガス代を節約するには、浴槽にためるお湯の量をなるべく少なくすることです。
追い炊き機能を頻繁に使うとそれだけガス代が高くなるので、使う回数を減らしましょう。
シャワーを浴びる時には、シャワーの時間を短めにします。
今までより毎日1分短くするだけでも、節約効果があります。
節水シャワーヘッドを利用するという方法も効果的です。
リビングでガス代を節約するには、ガスファンヒーターと他の暖房器具を併用することができます。
ガスファンヒーターは、最初に部屋を暖めるために使って、部屋が温まったらエアコンに切り替えるのがいいでしょう。
また、ガスファンヒーターの設定温度は低めにしておきます。
現在、契約しているガス会社の料金が他のガス会社の料金と比較して、高いようならガス会社を変更することによってもガス代を節約できます。
都市ガス供給可能なエリアなら、自由にガス会社を選べます。
電気とガスのセットプランを提供している会社もあり、電気とガスを別々に契約するよりも安くなっています。